1.名 称 第20回東京都クラブラグビー選手権大会
2.主 催 東京都ラグビーフットボール協会
3.主 管 東京都ラグビーフットボール協会・クラブ委員会
4.日 程 平成16年4月4日〜6月27日
5.会 場 キズーチ・フィールド,他
6.参加資格
(1)平成15年4月1日現在、東京都ラグビーフットボール協会に「チーム登録」されたクラブチーム。コンバインドチームは認めない。
(2) 昨年度の全ての公式大会で、棄権、不戦敗もしくは失格したチームの参加はできない。
(3) 過去に未登録の選手を偽って出場させたチームないし選手も同様とする。
(4) 交流戦ブロックは、上記に関わらず別途定める特則に従って実施する。
7.選手資格
(1)本大会の選手資格は、財団法人日本ラグビーフットボール協会「選手・役員規定」及び、その他の施行細則に抵触しない者とする他、以下の特則に服する。
(2)選手は満18歳以上の者とし、高等学校在学中(定時制を含む)の者の参加は認めない。
(3)平成16年4月2日までに本大会へ出場する所属チームから日本協会へ「競技者個人登録」を完了した者に限る。
(4)本年度の全国大会につながる都道府県大会ないし地域大会で、既に一つのチームから選手登録された者は、前項の登録期限に関わらず、移籍して他のチームから本大会へ選手登録することは出来ない。
(5)クラブ大会と全国社会人大会及びその地区予選大会の双方へ出場するチームにあっては、出場選手はそれぞれ区分して選手登録されなければならない。同一選手が両方の大会へ出場することはできない。
(6)他のチームとの二重登録は認めない。
(7)財団法人スポーツ安全協会の「スポーツ安全保険」に加入していること。
(8)本大会の選手資格に疑義がある場合には、東京都ラグビーフットボール協会クラブ委員会に於いて裁定する。
8.競技方法
(1)大会は、1部・2部・3部・4部ブロックに区分し、リーグ戦ないしトーナメント勝ち抜き方式でそれぞれの優勝チームを決定する。
(2)各ブロックの入替戦については、組み合わせ表による。
(3)1部ブロックは、大会実行委員会で指定した組み合わせで実施する。
(4)2〜4部ブロックの組み合わせは、大会実行委員会の指定した抽選方法による。
(5)交流の部は、参加チームの実力、実態等を踏まえて、大会実行委員会で指定した方式による。
(6)試合時間は1〜3部は40分ハーフ、4部・交流の部は35分ハーフとする。
(7)交流の部は成績に関わらず、上位ブロックにはつながらない。
9.競技規則
平成15年度日本ラグビーフットボール協会制定の「競技規則」による他、別に定める「大会実施規約」による。
10.罰 則
本大会で生じた不規律に関しては、本大会規約に基づき大会規律委員会に於いて処分を決定する。
(1)参加資格を偽った場合、選手資格のない者が出場した場合には、その時点で失格とし本年度および次年度の全ての公式大会への出場を認めない。不戦敗ないし棄権したチームも同様とする。
(2)未登録の選手ないし他チームから登録された選手を偽って出場させた場合は、以後全ての公式大会から排除する。
(3)いずれの場合も、事実発生の時の相手方チームを勝者とし、それ以前のものには触れない。
(4)その他、スポーツマンシップに反する行為のあった場合にも前項に準ずる。
(5)参加チームは、その所属するチームの応援団の行為についても責任を負うものとする。
(6)本大会で生じた不規律に関しては、選手ないしチームに告知聴聞の機会を与えた上で、大会規律委員会に於いて処分を決定する。
(7)大会参加申込を行ったチームは、以後の公式行事に、必ず出席しなければならない。
@組み合せ抽選会
Aキャプテン会議
B開会式
C閉会式
これらの行事に遅刻、欠席、棄権したチームは、その時点で失格とし本年度および次年度の公式大会への出場を認めない。
11.顕 賞
各ブロックとも、優勝および準優勝チームを表彰する。1部優勝チームには、賞状、東京都ラグビーフットボール協会長杯、英国大使サー・ジファード杯、ニュージランド航空杯を授与し、その他には賞状を授与する。本大会での成績を基に、第14回東日本クラブラグビーフットボール選手権大会・東京都代表チームを選定推薦する。
12.費 用
(1)大会参加料=30,000円(交流の部=20,000円)
(2)その他、試合ごとにグランド使用料を徴収する。
(3)既納の参加料及び諸費用は、いかなる理由においても返還はしない。
(4)試合中に発生した負傷等の医療費は、各チームの負担とする。
(5)宿泊費、交歓会費用は、自弁とする。
14.大会ガイダンス
本大会への出場希望チームは、下記「大会ガイダンス」に出席すること。
(1)期 日 平成16年2月13日(金) 午後7時受付、7時30分開始
(2)場 所 秩父宮ラグビー場クラブハウス2F会議室
15.組み合わせ抽選会
本大会の「組み合わせ抽選会」を下記期日に開催する。各チームは必ず出席すること。
(1)期 日 平成16年3月13日(土) 午後13時受付、13時30分より開始
(2)場 所 日本青年館 5階 502号室
16.キャプテン会議
本大会の「キャプテン会議」を下記期日に開催する。各チームのキャプテンは必ず出席すること。
(1)期 日 平成16年3月13日(土) 各部ごとに以下時間で開催する。
1部 午後2時30分〜3時30分
2部 午後2時30分〜3時30分
3部 午後3時30分〜4時30分
4部 午後3時30分〜4時30分
(2)場 所 日本青年館 5階 502号室
(3)交流の部/別途同日に時間を設定します。
17. 開会式
本大会の「開会式」を下記期日に開催する。各チームとも必ず出席すること。
(1)期 日 平成16年4月2日(金) 午後7時受付、7時30分開始
(2)場 所 秩父宮ラグビー場クラブハウス2F会議
*この会場で、平成16年度の所定の書類を作成し下記の日時に持参すること。
提出物
@チーム登録
A競技者個人登録用紙
B競技者個人登録の郵便振込票・コピー添付用紙
Cスポーツ傷害保険・加入依頼書の写し(コピー)
18.大会コラボレーション
この大会の競技運営は、大会参加チームの当番制によるコラボレーション制度により実施する。参加チームは自チームの試合のない日を選んで競技運営を終日担当する。
19.大会参加申込方法
参加チームは、別紙申し込み手順に則して登録選手40名以内で、所定の参加申込書を作成し、下記日時に持参すること。
申込締切期日 平成16年3月5日(金)午後7時〜午後8時30分
平成16年3月6日(土)午後1時〜午後3時
申込場所 秩父宮ラグビー場クラブハウス
提出物 @大会参加申込書(フロッピーも同時提出)
A選手登録用紙(フロッピーも同時提出)
B大会使用ジャージ資料(写真含む)
C選手登録確認書
(フロッピーに記録した申込書ファイル及び印字した書類をそれぞれ持参し記入漏れ等はその場で訂正するものとする。)
東京都クラブ選手権大会は今年20回目を迎えました。発足当時はラグビー協会の主催事業ではなく、大会名も「東京都クラブ交流トーナメント」と称していました。発足当時からクラブチームの威儀を正そうと、当たり前のルールを当たり前に適用するという基本スタンスでやってきました。このようなきちんとした大会ルールの下で大会が実施されてきたことが、後に東日本クラブ選手権や全国クラブ大会、日本選手権へと結びつきました。クラブ選手権は、クラブチームに集うラガーメンが自らの手で運営する「仲間立」による大会です。お互いが気持ちよくラグビーをやるための紳士協定として、大会要項はじめ諸規約を理解し、大会をさらに盛り上げて行きましょう。
◎ 競技に関する諸注意事項
=事前、試合当日、試合後の諸ルール=
1.試合時間
試合時間は、1〜3部ブロックは40分ハーフ、4部は35分ハーフで準決勝以上は40分ハーフとする。
但し、グランドの都合により試合時間を変更する場合がある。
2.勝敗の決定
(1) 規定時間内に勝敗が決まらない場合には、以下の基準で次回出場権を決する。
@トライ数の多いチーム。
Aトライ数が同じ場合には、トライ後のゴール数の多いチーム。
B上記の方法で決することが出来ない場合には抽選で決める。
(2)1部リーグ戦の順位は、勝ち点制を採用する。全試合終了時点で、勝ち点の多い順に順位を決定を行う。(トップリーグ方式)
@各試合の勝ち点は、勝ち4点、引き分け2点、負け0点とする。
Aまた、ボーナス点として以下の勝ち点を与える。
a.負けても7点差以内ならば、勝ち点1を追加
b.勝敗に関係なく、4トライ以上獲得したチームに、勝ち点1を追加
B 全試合終了時点での勝ち点が同じ場合、次の各号の順序により順位を決定する。
a.当該チーム同士の試合で、勝ち点が多いチームを上位とする。
b.3チーム以上が同じ勝ち点で並び、Bのaの順位で決められない場合、次のc以下の決定順序により順位を決定し,その中の1チームの順位が確定した時点でBのaに戻って他チームの順位を決定する。
c.リーグ戦全試合のトライ数が多いチームを上位とする。
d.リーグ戦全試合のトライ後のゴール数が多いチームを上位とする。
e.当該チームで抽選を実施
(3)ただし、大会運営上の都合で変更することもある。
3.選手登録の方法
(1) この大会の選手登録人数は、2004年4月2日までに日本協会へ競技者個人登録を完了した者の中から40名以内とする。
(2) 大会期間中、40名の選手登録を変更、追加、入替えすることは出来ない。申込時点で登録した選手のみに出場資格がある。
(3) 個人登録番号は、競技者個人登録の手続きをする際に各チームが付番した番号である。協会から通知されるものではないので十分注意すること。
(4) 試合ごとの登録選手は22名以内とする。試合会場到着時に大会本部受付へメンバー表を提出する。
4.試合毎に必要な選手以外のスタッフ
東京都クラブ選手権大会では、大会運営及び試合進行を円滑に進めるため、参加各チームは、選手以外に必要なスタッフを、試合毎に以下の通り選出することとする。
@チーム競技委員(必須) 1名
A交替指示者(競技委員と兼務可能) 1名
Bメディカルサポーター(必須) 1名(有資格者)
Bタッチジャッジ(必須) 1名
(有資格者及び東京都協会クラブ委員会の主催する"タッチジャッジ講習会"受講者)
Cボール係(必須) 3名
D水係 3名以内
E記録係(必須) 1名
注1)上記、選手以外のスタッフは、選手との兼任は出来ないものとする。また、スタッフの兼任も出来ない。(但し、チーム競技委員と交替指示者の兼務のみ可)
注2)上記スタッフは、チーム関係者以外の者でも選出することができる。但しチームは、その行動のすべてに責任を負うものとする。
5.選手の交替、入替え(競技規則第3条等参照)
(1) 選手の交替、入替えは、「競技規則」の定めるところによる。(以下略説)
(2) チームが19〜22名の選手を指名する場合には、少なくとも5人はフロントローとしてプレーできる選手でなくてはならない。
(3) チームが16〜18名の選手を指名する場合には、少なくとも4人はフロントローとしてプレーできる者でなくてはならない。
(4) 試合中、十分適切にフロントローとして訓練を受けた選手がいなくなった場合には、安全対策の見地からノンコンテストスクラム(模擬スクラム)により試合を続行する。この場合、その原因を作った側のチームは勝敗にかかわりなく上位進出権はないものとする。
(5) 選手の交替(医師または医務心得者からプレー続行不可と勧告のあった場合)は、7名まで。
(6) 選手の入替えは、フロントローは2名まで、その他は5名まで。
(7) 入替わった選手は、その試合に再出場することは出来ない。但し、以下の場合を除く。
@出血した選手の一時的交替の場合。
Aフロントローとしてスクラムが組める選手が他にいなくなった場合。
(8) 出血のための一時的交替は15分以内とし、それを越えた場合には正式交替として取り扱う。
(9) コンタクトレンズ装用にかかる不具合に関しては、出血したプレヤーと同様に扱う。
(10) 交替、入替え、出血の手当てをする間の一時的交替は、必ずチームの交替指示者から第三タッチジャッジに告げてレフリーの許可を得て入退出すること。交替指示者以外の者が交替を申し出ても受け付けない。
(11) レフリーの許可なく入退出した場合には、「競技規則」の不行跡として罰せられる。
6.シンビン、退場(競技規則第10条等参照)
(1) シンビン(一時的退出)となったプレヤーは、ハーフウエイライン付近の所定の場所に位置しなければならず、レフリーが許可するまで、フィールド・オブ・プレーに入ってはならない。その間、チームコーチ等と接触してはならない.。
(2) シンビンの時間は10分間とし、ハーフタイムの時間は含まれない。同一シーズンの公式試合において、累積3回目のシンビンが適用された選手は、そのまま退場となり、ゲームに再出場することは出来ない。また、次の1試合は出場停止となる。(各地域大会、国体その他の公式試合から累積適用されるので注意すること)
(3) フロントローの一人がシンビンとなった場合、レフリーは残り14名の選手の中にスクラムが安全に組めるように訓練を受けた選手かいるかどうかを判断するため、当該チームのキャプテンと協議する。誰もいない場合には14名の中から1名を退出させ、リザーブのフロントロー選手1名を一時的交替で入れることが出来る。この一時的交替はシンビン後すぐでも、他の選手がフロントローとしてプレーしてみた後でも、いずれでもよい。
(4) 入替えで退出した選手であっても、フロントローとしてスクラムが組める選手が他にいなくなった場合には、一時的交替でゲームに再出場することが出来る。
(5) シンビンで一時的退出していた選手が戻ってきた時点で、一時的交替のフロントロー選手とその交替した選手は、元へ戻る。(この一時的交替は、入替えに数えない)
(6) 累積シンビン退場以外の事由(不行跡等)で退場となった選手は、「退場を命じられたプレヤーの措置」に基づいて、大会規律委員会で処分を決する。
7.90分前受付
(1) 試合当日、各チームの責任者はキックオフ90分前までに大会本部で「チーム受付及びグランド使用料の支払い」を済ませること。
(2) 大会本部より当日の必要な伝達を行うので、代理の者ではなく、必ずチーム責任者が出向くこと。
(3) 90分前受付〜60分前コールの間に、当日の「メンバー/スタッフ表」(本パンフ巻末からA4拡大コピーして使用)を記入上の諸注意を確認し提出する。
8.60分前コール(集合)
(1) キックオフ60分前に、「コール」を行う。各チームの責任者は、以下の人員を所定の場所まで引率して集合させること。 @選手全員(リザーブ含む)、A交替指示者、Bタッチジャッジ、Cメディカルサポーター、D記録係、Eボール係(3名)、E水係(3名以内)
(2) 「コール」の時点で到着していない選手、スタッフを「メンバー表」に記入することはできない。
(3) 「コール」の際に、出場選手全員(リザーブ含む)の選手確認とドレスチェックを行なう。
(4) 各チームは、有資格のメディカルサポーター(認定証を持参)、講習を受けたタッチジャッジ(認定証とタッチフラッグを持参)を必ず帯同して用意すること。リザーブ選手、スタッフとの兼任を禁ずる。
(5) メディカルサポーターの他に水係(3名以内)がグラウンドに入ることができる。但し、任務は水入れのみとし、無線機等の使用はできない。
(6) 各チームの記録係は、記録席で公式試合記録用紙(本パンフ巻末からB4拡大コピーして使用)を記入すること。
(7) タッチジャッジ、メディカルサポーター、水係、ボール係等は、自チームの応援をしたり、指示の声を出したりしてはならない。コーチが兼任することを禁ずる。コーチとは登録上のコーチならびにコーチングスタッフ全員を指し、彼らの指示を伝達する者も含まれる。これらの者の不行跡は、退場の対象となる。
(8) メデイカルサポーター、水係は、大会本部から貸与する所定のビブスを着用すること。
(9) 試合は、スリーボール制で実施する。
(10) 試合球(3個)はホームチームの責任で準備すること(両チームで話し合って同一品質のものを用意する)。試合球は、60分前「コール」の時点で大会本部にて内圧チェックを行い、以後試合終了まで大会本部で預かる。
(11) 60分前「コール」に15人揃わないチームは不戦敗とする。
9.競技時、ハーフタイム時の諸注意
(1) 試合中チーム関係者は所定の場所に着席し、うろうろしないこと。ゲームの進行とともにタッチサイドをうろうろ移動して応援したり、指示の声を出したりしない。ラグビーはキャプテンシーのスポーツである。
(2) リザーブ選手は上着、トラックスーツを着用するなど、必ず競技中の選手と見分けがつく服装をすること。
(3) 出場選手以外のメンバーは、グランドに出て練習等に参加しないこと。
(4) グランド内にチームベンチが設けられた場合、ベンチに入れるのは最大16名までとする。=リザーブ選手7、監督・コーチ1、メデイカル・サポーター1、水係3、競技(交替指示者含む)3、チームドクター1。
(5) 本大会のハーフタイムは、決勝戦以外は、5分以内とする。ハーフタイム時の選手(リザーブ選手を含む)の休息地点は、5メートル・ラインより内側である。水、その他の持ち込みは、水係(各チーム3名以内−ビブス着用)が5メートル・ラインより内側のプレヤーの所に持って入ること。うがいした口の中の水やレモンかす、チリ紙等はグランドへ捨てない。そのための空のバケツを持って入ること。
(6) ハーフタイムの時、フィールド・オブ・プレーに入ることの出来る監督ないしコーチは、1名のみとする。(競技規則第6条C2を準用。ルール委員会、レフリー委員会との申し合わせ事項による)
(7) ホームチームの水係は、レフリーへ水、その他を持って行くこと。
(8) チームより選出のタッチジャッジはハーフタイム時に所属チームに戻らずレフリーの下に集合し必要な支持を受けること。
(9) グランドに水を持ち込む場合には安全な容器を用いること。(ビン類不可)
(10) 芝生グランドにつき、必ずキックテーを用いること。キックテーは試合前にボール係に預けておくこと。
(11) キックオフ前、ノーサイド後の整列は行わない。ノーサイド後は速やかにグランドを空けること。ラグビーはノーサイドとともに、サイドの隔てがなくなるスポーツである。
10.ラグビー・マナー
(1) 開会式・キャプテン会議・代表者会議など本大会の行事にはタイ着用の正装で臨むこと。
(2) 選手はなるべく公共交通機関を利用して来場し、往復途上の事故等による遅れのないように心がける。
(1) 会場への往復途上のジャージ姿、サンダル履き等は厳禁する。
(2) 会場への往復の際、ボール、やかん、空気入れ等の用具類は、ムキ出しで持ち運ばないこと。
(3) 更衣は定められた場所で行い、また、ロッカーエリア外には裸体で出てはならない。更衣室の後始末は、各チームで責任を持ってきちんと行なうこと。たとえ自チームが汚したものでない場合でも清掃し、清潔保持に努めて頂きたい。
(4) ゴミ(グランド内ばかりでなく更衣室のゴミも含む)は、会場内のゴミ箱に捨てず、必ず各自、各チームで持ち帰ること。チームは指定のゴミ袋を用意すること。
(5) 会場内は、グランド、更衣室、交歓会会場、駐車場、その周辺区域を含めて全面禁煙とする。特に、ジャージ姿のままでの喫煙は厳禁する。
(6) 会場周辺の公道への違法駐車は厳禁する。会場整理の係員の指示に従うこと。
11.安全対策、脳しんとうの報告義務、その他
(1) 大会参加に当たっては、あらかじめ健康診断を受診する等、プレヤーの健康管理に充分配慮すること。特に、過去に頭部外傷や脳しんとうを起こしたことのある者は、必ず脳波検査、CT等の検査を受診させること。
(2) グランドで明らかな頭部打撲を認め、その受傷時に応答(意識状態)の異常、あるいは、身体活動の異常が認められるものは、すべて競技規則にいう「脳しんとう」に該当するものと考えて退場させる。試合中に脳しんとうで退場したプレヤーが出た場合には、チーム責任者は所定の用紙によって報告の義務がある。
(3) 脳しんとうによって退場した選手は、以後3週間は医師の診断書で認められた場合を除き、試合、練習には参加できない。
(4) 日本協会の「競技者個人登録(=登録者傷害見舞金制度)」、及びスポーツ安全協会の「スポーツ安全保険」の加入手続きに、漏れのないよう充分注意されたい。
(5) 保険証のコピー、選手の緊急連絡先等は、チーム責任者できちんと管理しておくこと。
(6) チームのミーティングは、交歓会等の公式行事が終わってから行なうこと。
◎ プレーヤーの服装/ジャージの規定
(競技規則第4条、選手役員規定参照)
1.プレーヤーの服装
(1) ジャージ、パンツ、ソックスは、チーム全員統一されていること。不統一の選手、その他服装規定に反した選手は出場できない。
(2) パンツのスリットライン、ソックスの折り返しの不統一は認めない。チームマークのついたパンツを着用するチームは、全員が統一されていること。
(3) スパイクは、固定式のスタッド(一体形成型ゴム底のもの)であれば、鋭い形状の部分や鋭く隆起している部分がない限り、イボ状またはブレードタイプのものの着用を認める。取り外し式スタッドの場合には、ブレードタイプの着用は認めない。
(4) アンダーシャツを着用する場合には、ジャージと同系色か、黒または紺色のものに限る。色は単色とし、柄およびマークなど(メーカーロゴを含む)のないものであること。ジャージのソデより長いアンダーシャツは着用できない。
(5) アンダーパンツ(スパッツ)を着用する場合には、パンツより長いものはパンツと同色の物、白のアンダーパンツはいずれの色のパンツにも使用できる。アンダーパンツがパンツより短いものはその限りではない。タイツタイプのアンダーパンツは着用できない。
(6) ヘッドギアー(ヘッドキャップ)、ショルダーパットに色規制はないが、<IRBマーク>の付いたもの以外は着用できない。ドレスチェックは型番などではなく、<IRBマーク>の有無のみで判断する。
(7) サポーター類(膝・肘等)を着用する場合にはパンツと同色の物を使用すること。但し、白色のサポーター類は、いずれのパンツにも使用することが出来る。
(8)ジャージその他の用具に血液が付着した場合には、直ちに取り替えなければならない。
2..大会使用ジャージについて
(1) ジャージには背番号を表示する。1〜15番は先発メンバーとし、16〜22番をリザーブメンバーが着用する。
(2) フッカーのリザーブは16番、もう一方のフロントローのリザーブは17番とする。その他のリザーブは18番から22番とし、フォワードからバックスへと背番号を付けるものとする。
(3) ジャージの素材は、自転車競技の選手が使用するような身体に密着した素材のものは不可とする。
(4) ジャージは、エリ付きのもので、ソデは最低肩からヒジまでの長さを有するものであること。胸にマークを付ける場合には、100平方pを限度とし、1ケ所のみとする。(選手役員規定・参照)
(5) ジャージに胸マークを入れる場合には、全員が統一されていること。不統一なものや、取れたもの等一切認めない。また、破れやほころびは補修し洗濯された清潔なものであること。
(6) 背番号を縫い付けた場合には、四隅だけでなくしっかりとジャージに縫い付けて、試合中取れないようにすること。また、縫い付けとプリントの混在は認めない。
(7) 広告の入ったジャージ、パンツ、トラックスーツ等を着用する場合には、チームから競技場に対して広告料を支払う義務が生ずるので、あらかじめ承知置き頂きたい。(広告の定義−選手役員規定参照)
3.プレーヤーの着こなし
(1) 参加選手は全国のラガーマンの代表としてふさわしい服装、身だしなみを心がける。
(2) 選手は以下の着こなしを遵守すること。レフリーや競技役員から指摘される前に、各自、各チームで正すこと。
@ソックスはきちんと上げる。試合中ずり落ちないようテープ等できちんと止めること。
Aパンツの上に出たジャージは、常に注意してパンツの中に入れる。
Bジャージのエリを内側へ折り込まない。ラグビーはエリのあるスポーツである。
Cジャージのソデを極端にたくし上げたり、テープで止めたりしない。
(3) 60分前「コール」の時点で、レフリー及び競技役員がドレス・チェック(服装、スタッド等の検査)を行う。選手は、レフリーと競技役員の指示に従うこと。
(4) ドレスチェックで不許可となったものを競技区域で着用していた場合には、その時点で「競技規則」第4条7(c)により退場となる。
(5) 服装規定に関して不明な点は事前に大会実行委員会まで問い合わせをする等、当日のドレス・チェックの際にトラブルが起きないよう、事前の徹底、再確認を充分しておくこと。
◎ メデイカルサポーター/水係り
(1) 各チームは、有資格のメディカル・サポーター(認定証を持参)を必ず帯同して用意すること。リザーブ選手、スタッフとの兼任を禁ずる。
(2) 試合前にレフリー、タッチジャッジ、マッチドクター等と充分な打ち合わせをし、負傷者発生の場合でゲームの中断を求める場合に備えて、シグナルの確認を行ない、適切な行動がとれること。
(3) メディカル・サポーターの他に水係(3名以内)がグラウンドに入ることができる。但し、任務は水入れのみとし、無線機等の使用はできない。
(4) メディカル・サポーター、水係は、自チームの応援をしたり、指示の声を出したりしてはならない。コーチが兼任することを禁ずる。コーチとは登録上のコーチならびにコーチングスタッフ全員を指し、彼らの指示を伝達する者も含まれる。これらの者の不行跡は、退場の対象となる。
(5) メデイカル・サポーター、水係は、大会本部から貸与する所定のビブスを着用すること。
◎ ホームチームの定義/ジャージが同系色の場合の措置
(1) ホームチームの定義/ホームチームとは、組み合わせ表の右側(=下側)のチームを指す。
(2) ホームチームの役割/ホームチームは、相手チームと連絡を取り合い、試合1週間まえまでに、レフリーに確認の連絡を入れること。連絡事項は、期日、キックオフ時間、場所の他に、両チームのジャージの色を必ず通知すること。
(3) アフタマッチミーテイングでは、ホームチームが進行に責任を持つこと。
(4) ジャージが類似した場合/ジャージが同系色の場合には、以下の順序で着用するウエアーを決める。
@ファーストジャージが類似した場合には、両チームともセカンドジャージ。
Aセカンドジャージが類似した場合には、ホームチームがセカンドジャージ、ビジターチームがファーストジャージ。
Bそれでも類似した場合には、ホームチームがファーストジャージ、ビジターチームがセカンドジャージ。
Cそれでも決まらない場合には、大会実行委員会が指定した方法で決める。
D両チームで話し合ったジャージ色は、必ず大会本部の承認を得ること。
◎ 罰則規定
本大会で生じた不規律に関しては、本大会規約に基づき大会規律委員会に於いて処分を決定する。
(1)参加資格を偽り、選手資格のない者を出場させたチームは、その時点で失格とし本年度および次年度以降の全ての公式大会への出場を認めない。
(2)不戦敗および棄権したチームは本年度および次年度の全ての公式大会への出場を認めない。
(3)試合当日に服装規定違反(ジャージ等の不揃い)で失格となったチームは、本年度及び翌年度の全ての公式大会への出場を認めない。失格後、再参加した年度以降に同様の違反があった場合には、上記(2)を適用する。
(4)60分前集合に、選手が15名揃わないチームは不戦敗とする。
(5)60分前集合に、タッチジャッジ・メディカルサポータが揃わないチームは不戦敗とする。
(6)いずれの場合も事実発生の時は、相手方チームを勝者とし、それ以前のものには触れない。
(7)大会参加申込を行ったチームは、以後の公式行事に、必ず出席しなければならない。
@組み合せ抽選会
Aキャプテン会議及び組み合わせ抽選会
B開会式
C閉会式
これらの行事に遅刻、欠席、棄権したチームは、その時点で失格とし本年度および次年度の公式大会への出場を認めない。
(8)その他、スポーツマンシップに反する行為のあった場合にも前項に準ずる。
(9)参加チームは、その所属するチームの応援団の行為についても責任を負うものする。
◎ チーム帯同レフリー養成プログラム
<クラブチームからレフリーの養成を>をスローガンに、昨年度からクラブ委員会では、帯同レフリーの養成に本格的に乗り出しました。これまで、レフリーはやってみたいのだけれども、どこへ申し出たらいいのか、どうやったらレフリーになれるのかがはっきりせず、「つて」を頼ってレフリーの途へ到達するというのが現状でした。
他方、現代ラグビーでは、レフリーの占める役割は益々重要になってきています。チーム内に公認レフリーがいれば、プレー上の疑問点について、たとえば、ラック周辺のオフサイドはどう解釈したらいいのか、タックル関係のタックラーとアライビングプレヤーの義務など、紙の上にかかれた文言ではなく、実際にグランドで日常的に解決を計って行くことが可能となります。
そこでクラブ委員会では、クラブチームの組織化事業の一環として、少なくとも<1クラブに1公認レフリー>を作って行こうと、昨年度から「チーム帯同レフリー養成プログラム>を発足させました。2008年を目標に、クラブ選手権に参加する全てのチームに公認レフリーの帯同を義務付ける予定です。まだ公認レフリーのいないクラブはこれを機会にレフリーの養成を、またすでに公認レフリーを有しているクラブも2人目、3人目を目指して下さい。
1 目 的
プレーヤー、指導者をはじめとするチーム関係者が競技規則の理解を深めること、また、レフリー諸氏のレフリングの向上は、規律ある健全なラグビーの発展に不可欠であることに鑑み、各クラブが公認レフリーを有することによって、各クラブが競技規則に関する理解を深めるとともに、大会において、レフリー相互の意見交換、交流を行い、レフリングの向上を図る。
2 目 標
2008年を目安に、東京都クラブ選手権大会出場各クラブには、最低1人の公認レフリーの帯同を義務付ける。(公認レフリーが所属していないクラブは、選手権大会に出場できない。)
*帯同レフリーの整備が潤滑に進めば、2008年より以前に前倒しで実施する場合がある。
*詳細は、別途ご案内いたします。
◎ 認定タッチジャッジ制度について
東京都クラブ選手権大会の各ゲームにおけるタッチジャッジは、当該クラブから選出することとなっていますが、クラブ委員会が開催する<タッチジャッジ講習会>を受講することが必要です。受講者には<認定証>が交付されます。タッチジャッジを務める際には、「60分前コール」の際に、認定証を持参、提示して下さい。平成12年から開始したタッチジャッジ講習会は、4年間で合計500人以上の方が受講し、既に受講証を交付しております
タッチジャッジ講習会は、以下の通り、各1〜4部の初節実施日の第1試合の前に開催されます。認定を希望される方は、以下の要領で受講して下さい。
<タッチジャッジ講習会の受講方法>
1.受講に当たって
大会パンフレットに掲載されている<タッチジャッジに関する諸注意>を熟読理解しておくこと。
2.受講申込方法
・事前申込は不要。
・講習会当日に<受講申込書>を書いて頂きます。
・講習会を受講しますと即日認定となります。
3.実施日
・原則として、各節実施日の初日の第1試合の前にグランドで開催します。
*詳細は、別途ご案内いたします。
◎ カップ・コラボレーション・システムのご案内
( 大会運営当番制度 )
東京都クラブ選手権大会では、大会運営に組織化された当番制度(ボランテイア)を取り入れています。これは、各チームが自チームの試合のない日を1日だけ選び、終日大会運営のみに専念することによって、大会運営の円滑化を図ろうとするものです。クラブ大会は、私たち自身の手で運営してこそ意義があります。参加チームは、以下の諸点にご理解を頂き、大会運営の当番制度にご協力下さい。
1.当番の回数
現在、都大会参加チームは50数チーム、延べ実施日は、10数回となっております。このうち、自チームの試合のない日を1日だけ選んでいただき、終日大会運営に当たって頂きます。単純計算上は、3〜4年に1回巡ってくる勘定になります。1回あたり、10名以上の人員を出して下さい。
2.業務の内容
@キックオフ前のグランド作り、大会本部の設置
Aノーサイド後のグランド撤収、グランド・クラブハウスの清掃等
B試合中の大会運営補助(=45分前集合の補助、観客整理、ライン引き、駐車場の整理・・等々)
C各試合のボール係り
D突発的スタッフ不足チームへのアシスト(=メデイカル、タッチジャッジ等のレンタル)
E救護の補助、その他
3.業務の概要
@1日=1チームが当番としてグランドに行き、終日詰める。
A1回あたり10名以上の人員を出す。(メデイカル資格保持者、タッチジャッジ資格保持者を必ず含める)
B当日の第1試合の2時間前にグランド集合。直ちに大会委員の指示の下にグランド設営。
C最終試合のチームがシャワー、更衣が済み、クラブハウスの清掃が完了次第解散。
D当日のチーフを決めていただきます。大会役員はその方に当日の業務内容を指示いたします。
E自チームだけで動員できない場合には、各チームの責任で人員を集めて下さい。
4.当番日の決定
@各チームが、自チームの都合を考慮して、自主的に申し出て下さい。同一日に複数のチームから申し出があったときは調整させていただきます。
A申し出のない日に関しましては、試合のないチームに、大会実行委員会から指名させていただきます。
<コラボレーション> 現代の組織は、一人の突出した人間が引っ張るのではなく、特徴ある個人がお互いに求め合いながら新しいものを作り出す時代です。相互の協同(共同)作業、連携プレーが円滑に機能して飛躍的成果をあげることを<コラボレーション>と呼びます。参加チーム・プレヤー・レフリー・競技委員・大会役員と、コラボレーションチームとが共に運営を楽しみ、東京都クラブ選手権大会を素晴らしいものに形作ってゆきましょう。
◎ 都大会・交流戦の部(新設規定)
東京都クラブ選手権大会に、本年度から交流戦の部を新設します。これは、1〜4部と分かれている大会ブロックの外に、上へつながらないブロックを作ることで、様々なクラブニーズに応えるものです。都大会1〜4部の基本的構造は、東日本クラブ選手権、全国クラブ大会など上位のクラブ大会へつながるため、上位大会と同じ大会要項で実施しています。しかし、クラブチームの中には、そういう上位大会への進出を目的としていないクラブや、設立早々でまだ選手権大会を戦い抜く力はないがトライアルの場が欲しいクラブ、他県のクラブで都大会に出てみたいクラブ、1〜4部に所属しているがメンバーが多いので残りのメンバーを大会に出したいクラブ、失格や棄権で本年度の出場資格はないが大会には出てみたいクラブ、公式戦に出るための便法として本大会に出場して来たが、もっと別の形で大会に参加したいクラブ、その他諸々のニーズがあります。
他方、ラグビーの試合はどんなレベルであろうと、服装を正し、フェアープレーとノーサイドの精神でラグビースピリットを体現することに意味があります。<いい加減でだらしない>は、交流戦の部とは無縁です。
都大会交流戦の部は、本戦の大会要項の出場資格、選手資格に特則を設けることで、大会参加に当たって一番労苦が多いと思料される選手の数の確保を重点項目とし、より多くのタイプのクラブが参加することで、クラブチームの活性化と普及を計る趣旨で設けられます。
違法行為としての助っ人や替え玉ではなく制度化された選手レンタル制度で、闇のコンバインドではなく公認された形のコンバインドチームで正々堂々と都大会へ出場し、心地よい緊張感の下でゲームを満喫しましょう。
<大会要項の特則>
東京都クラブ選手権大会・交流戦の部は、原則として本戦の「大会要項」と「実施細則」が適用されるが、以下の特則の下で、より幅広い参加チームを募る。下記に特則のない事項については、本戦の大会要項が適用される。
1.参加資格
@平成16年4月1日現在、日本ラグビーフットボール協会傘下の各都道府県協会にチーム登録されたチームであれば、ジャンルに関わらず出場資格を認める。(大学、社会人、学生クラブ、一般クラブを問わない)
A一つのチームだけでチームを編成できない場合には、複数のチームによる合同でチームを編成することを認める。その場合には、どこか一つのチームが幹事チームとなり、そのチーム名で出場する。(幹事チームが、試合に関する全責任を負う)
B市区協会などの支部協会は傘下のチームから選抜したメンバーでチームを編成して出場できる。チーム名称は支部選抜チームとする。(例:江戸川区協会選抜・・・等々)
C現在失格中のクラブは、交流戦の部に限り出場資格を認める。
D本大会の1〜4部に出場するクラブにも出場資格がある。(メンバー数の多いクラブは選手登録が本大会と重複しなければ双方に出場できる)
E他地域に登録されているチームは、その協会の承認を必要とする。(事前相談されたし)
2.選手資格
@ラグビー協会の「競技者個人登録」と、スポーツ安全協会の「スポーツ安全保険」への加入を必須とする。
A複数のチームによる合同チームの場合の競技者個人登録は、それぞれが所属するチームから登録すればよい(その写しが必要)。スポーツ安全協会のスポーツ保険も同様とする(その写しが必要)。
B他チームの選手をレンタルで「選手登録」することを認める。その場合には、参加申込書の個人登録番号欄に所属チーム名と登録番号を記載すること。
C選手資格に疑義がある場合には、都協会クラブ委員会で裁定する。(事前相談されたし)
3.競技方法&競技規則
@組み合わせは、参加チームの実力、実態等を踏まえて、大会実行委員会で指定した方式による。
A試合時間は、35分ハーフとする。
但し、グランドの都合により試合時間を変更する場合がある。
B成績に関わらず、上位のブロックにはつながらない。
C大会参加料は2万円とする(本戦の部は3万円)。組み合わせ抽選会時に支払う。
4.試合当日の諸注意
@試合当日は、事前に選手登録された選手以外は出場できない。メンバー不足が予想されるチームは、事前に合同チーム制度や選手レンタル制度を用いて、積極的に選手の数を確保した上で交流戦の部に参加すること。(その場での助っ人等の出場は不可)
A服装に関する規定は、本戦と同様とする。すなわち、ジャージ・パンツ・ソックス等はチーム全員統一されていること。不統一は認めない。その他の用具類に関する諸規定も同様に適用される。
以上
1.登録制度のあらまし(競技者個人登録と、公式大会選手登録の違い)
日本協会では、平成4年度より各チームに所属する選手の「競技者個人登録」(通常「個人登録」と略称)制度を発足させた。この制度の下では、複数のチームに亘って選手が所属することは禁じられている。
クラブ大会に限らず、各種公式大会実施の際に誤解され混同されているのは「競技者個人登録」と「公式大会選手登録」という概念である。この2つは全く別のものである。
まず「競技者個人登録」とは、およそラグビーをやる上でラグビーの競技者であることを明示する手続きであり、その年度のあらゆるラグビー活動のベースとなる。所属チームから登録する。人数は無制限である。年度途中で追加、抹消ができる。
「公式大会選手登録」とは、競技者個人登録された者の中からある特定の公式大会(ラグビー協会が主催ないし主管する大会)ごとに出場する選手を確定する手続きであり、大会実施要項でそれぞれ登録できる人数が決められている。
2.ラグビー協会「競技者個人登録」=<二重登録の排除>
@競技者個人登録は、毎年4月に登録手続きが開始される。
A4月に競技者個人登録できるのは、一つのチームからだけである。複数のチームから、個人登録できない(二重登録の排除)。
B年度途中、何らかの事情(転勤等)で別のチームに所属することになった場合には、前チームの競技者個人登録を抹消し、後チームで新たに競技者個人登録する手続が必要である(競技者個人登録の異動)。
C新規に競技者個人登録する場合には、本人に登録制度を充分理解させた上で登録手続きを行なうこと。特に、来日早々の外国人選手や新卒者(高校ないし大学)には、必ず本人の入会の意思を充分確認してから登録すること。会社や学校のチームと二重登録できない旨を充分熟知させた上で登録すること。
D本大会の競技者個人登録の最終期限は4月2日である。
Eそれ以後に入会した選手には、都大会への登録資格はない。しかし、この大会以後ないし以外の大会へ出場を予定している場合には、その都度必ず個人登録を行なっておくこと。
3.大会ごとの「公式大会選手登録」=<一年度、一個人、一登録>
@各チームで競技者個人登録された者の中から、大会ごとに「公式大会選手登録」を行なう。この際には二重登録の排除とともに、「一年度、一個人、一登録」の原則が適用される。公式大会へは、その年度中はどこか一つのチームからしか公式大会選手登録はできない。すなわち、本大会で選手登録されれば、平成16年度の公式大会へは、他のいかなるチームからも選手登録できない。その逆もしかり。複数のチームから登録すると、「失格」となるので、充分注意すること。
A二重登録の起きやすい例
《例T》AクラブとBクラブ(他県のクラブ・社会人チーム・教員チーム・高校や大学のOBチーム等々を含む)に入会している場合。
各種公式大会へは、その年度一つのチームからしか公式大会選手登録できない。複数のチームに入会している選手は、どのチームから登録するのか、必ず本人の意思を確認し、かつ相手チームと連絡を取って、平成16年度中は相手チームで登録が行なわれないよう手配した上で、自チームの登録手続を行なうこと。特に、関東社会人リーグ戦(1〜4部を含む)との二重登録が目立つので十分注意すること。大会実行委員会では、二重登録を指摘された選手について、社連等のチームに照会を行うので、当該選手に不利益が及ぶことのないよう各チームは登録作業を慎重に行うこと。本大会でいったん公式大会選手登録されると、平成16年度中は、他のいかなるチームからも登録できないので充分注意すること。
《例2》転勤等で、年度途中で所属チームが変わった場合。
年度途中、何らかの事情で所属チームが変わった場合、後チームで競技者個人登録の異動手続きを行なうこと。しかし、前チームで既に公式大会選手登録されていれば、平成16年度中は後チームで公式大会選手登録することはできない。競技者個人登録と異なり、公式大会選手登録には異動という概念はない。
《例3》学生の取り扱い。
大学チーム(大学体育会ラグビー部・大学クラブ・同好会を含む)に所属する学生は、本大会で公式大会選手登録できない。その他の学生は可能である。
B平成16年3月に高等学校を卒業予定の者は本大会で公式大会選手登録できる。同様に、平成16年3月に大学を卒業予定の者(平成16年9月卒業見込みの者を含む)は、本大会で公式大会選手登録できる。但し、一旦クラブで登録すると、その者は以後、入社先の社会人チームないし入学先の大学チーム(体育会・学生クラブ含む)等々に入部しても公式大会選手登録はできない。各チームは、本人の意に反した登録を行なわないこと。安易な登録で、1年間公式試合に出場できなくなる恐れがあるので、十分注意すること。
C上記期限内であっても、既に本年度の全国大会(大学・社会人・クラブ等日本選手権大会へつながる全てのジャンルを含む)につながる各都道府県大会で他のクラブから公式大会選手登録された者は登録できない。(実施要項の6.選手資格(4)参照)
《例》春季に各地の都道府県クラブ大会で<Aクラブ>から公式大会選手登録した選手は、本大会で<Bクラブ>から選手登録することはできない。
4.社会人大会への出場資格
@2001年度からクラブチームにも社会人大会への出場資格が認められた。2003年度からのトップリーグの発足に伴い、社会人大会へ出場するチームの選手資格を略説する。
A社会人大会へは5月に定められた様式により、所属する地域協会から参加許可を得て参加できる。
Bクラブは、社会人大会とクラブ大会の双方に出場することが出来る。但し、クラブの「チーム登録」は、それぞれ別個に分けて登録しなければならない。また、公式大会選手登録は、それぞれの大会ごとに区分しなければならない。同一選手が双方に出場することは出来ない。
C社会人大会への出場資格は、同大会の実施要項で当面以下の規制があるので、クラブチームの場合充分注意すること。
・ チームに所属している選手全員がクラブとの間で入会契約などの契約関係にあること。レンタル移籍は認められない。
・ 2004年度の個人登録期限は、6月末までに登録が完了していること。
・ 外国籍の選手(特別永住権が認められた在日外国人を除く)が出場する場合には、日本協会が定める選手役員規定「大会要項準則」の「外国人選手出場規定」の規制を受ける。
・ 外国籍の選手で、ゲームに出場できる選手は2名まで。
・ その他、「大会要項準則」(平成15年7月15日改定施行)等を参照のこと。
以上